代表コラム

レッスンなし、でもラクじゃない。ALLICIANTという“厳しさの正体”

美容業界の話をすれば、

昔から「ブラックだ」と言われ続けてきた歴史があります。

営業後のレッスン。

休日の講習会。

先輩に「見て覚えろ」と言われる日々。

それでも、誰もが歯を食いしばってやってきた──

そういう時代が、たしかにありました。

でも今は違います。

世の中は少しずつ、“働きやすさ”を重視する方向へとシフトしてきました。

・拘束時間は短いか?

・プライベートは守られるか?

・福利厚生は整っているか?

この変化は、決して悪いことではありません。

むしろ美容師という仕事を長く続けるために、大切なことだと思います。

でも、私たちはこうも思うのです。

“ホワイトなだけ”では、本当に満たされない人もいる。

“もっと成長したい” “もっと深く向き合いたい”“もっと稼いで自由を手にしたい”

そんな思いを抱えている人も、確かにいるのだと。

ALLICIANTには、レッスンがありません。

営業後の練習も、朝の講習も、指導カリキュラムも一切ありません。

それは、「教えない」という意味ではなく、

「自分で掴む」ことを大切にしているからです。

だからこそ──

言われたことをやるだけでは、何も変わりません。

自分で考え、自分で動いて、自分の答えを出す。

その積み重ねが、あなたを唯一無二の美容師にしていきます。

でも、これって決して“ラク”ではありません。

むしろ、すごく厳しい世界です。

迷うこともあるし、不安になることもある。

でも、だからこそ本物の力がつくし、

お客様からの信頼も、深く、長く積み上がっていくのです。

ALLICIANTは、誰でも歓迎するサロンではありません。

はっきり言います。

私たちは、「感謝ができない人」とは一緒に働けません。

教えてもらえること。

一緒に働いてくれる仲間がいること。

時間を割いてくれる先輩や上司がいること。
ご来店いただけるお客様がいること。

それらを“当たり前”だと思っている人には、

私たちの価値観はきっと合わないと思います。

でも逆に──

誰かに助けられたら「ありがとう」と言える人。

失敗しても前を向ける人。

誰かの時間をもらっていることに、ちゃんと気づける人。

そんなあなたには、ALLICIANTは“唯一無二の場所”になるはずです。

カットが上手じゃなくてもいい。

でも、お客様の期待を超える気持ちだけは、絶対に持っていてほしい。

美容師としての武器は、技術だけじゃありません。

あなたの「在り方」こそが、最大の価値になる。

それがALLICIANTの考え方です。

私たちは、“誰かに守られる環境”ではなく、

“自分の力で立っていく場所”をつくっています。

だからこそ、仕事が「義務」ではなく「誇り」になり、

お客様からの「ありがとう」が、ずっと心に残るものになる。

そして、もしあなたが今、
「もっと成長したい」「自分を変えたい」と思っているのなら──

まずは、いまのサロンで“教えてもらっていること”に、心から感謝してみてください。

その感謝の気持ちは、あなたの姿勢を変え、信頼を生み、
結果として、あなた自身の力を引き出してくれるはずです。

環境を変えることよりも先にできる一歩。
それが、実は一番の成長のきっかけかもしれません。

ホワイトか、ブラックか。
それを決めるのは、他人じゃない。自分自身です。

ALLICIANTは、そんなあなたの“これから”に、本気で向き合います。

さあ、「どこで働くか」ではなく、
「どう在りたいか」で、選びませんか?

ALLICIANT代表 斉藤章行

ALLICIANT代表 斉藤章行

昭和57年生まれ。美容業界歴15年以上。関西を拠点に、美容業界専門のデザイン・マーケティング会社を経営し、複数の美容室をプロデュース・運営。美容師ではないが、現場と構造を熟知しており、2023年に“下積みで夢を諦める若手をなくしたい”という想いからALLICIANTを設立。技術・収入・働きやすさを軸に、美容師の自己実現を支援する新しい働き方を提案している。 サロン運営に加え、オリジナル商品の薬剤開発にも取り組むなど、美容師が安心して輝ける未来を現場と経営の両面から追求している。

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